第一人者の方のセミナーを受けました。
「社長のための人財戦略セミナー」です。
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3時間半のセミナーで多くの気付きをいただきました。
参加者の中には、兵庫、東京と遠方からおみえ
になってらっしゃる方もいらっしゃいました。
セミナーの中で、経営者としての帝王学を学ぶ
場合、歴史に学ぶことはいいですよというお話
がありました。
中国、そして日本の歴史。
日本の歴史では、特に、NO.2と呼ばれる
主君を支える人の本を経営者が読む事の
重要性を強調されてました。
主君(経営者)を支える人はどういう人
なのか、どういった事を考え支えているのか、
そういった人をどう育てるかについて大きな
気付きを得られるでしょうと言われており
ました。
例えば、直江兼続 、本多正純、山本勘助など
そのセミナーの数日後
ある本屋で司馬遷の本を立ち読みしました。
読んだのはたった2〜3ページです。
しかし、もの凄い勢いでその話の中に
引き込まれる自分を感じました。
有名なあの逸話部分
司馬遷は匈奴との戦いで敗北し匈奴へ投降した友人
の李陵を弁護したため武帝の怒りに触れ、死刑を下
された。だが、死刑を免れる方法として宮刑がある
のを知り、宮刑を受けた。 性器を切り取るという
この残虐な刑罰は司馬遷に多大な衝撃と恥辱を与え、
人生観を一変させた。2年後、屈辱を耐え忍びつつ
宦官として宮廷に赴いて中書令となり、『史記』の
執筆に全力を傾けた。
自ら成し遂げなければならない「史記」の完成の
為に、当時死刑を免れるのなら多額のお金を
払うか?宮刑という生きながらにして辱めを受ける
刑を受けるしか選択肢がないなか、司馬遷は死を
恐れたわけでなく、自らの天命は「史記」を完成
させる事にありと思ったのでしょう。
中国の歴史は人の歴史と呼ばれる所以ですね。
その苦悩と決断が深く僕の心に突き刺さりました。
僕も割と本を読むのは好きな方だと思うけど
マーケティング関係の本とか、実用本とか
呼ばれる本がほとんで、本当に歴史本なんて
読んでなかったですね。
で、よくよく考えれば、僕は歴史が大好き
だったということを今日本屋に行った時
再発見してハッとしたんです。
33年ぶりに気付いたオトボケ野郎です。
中学に入学して勉強の楽しさを歴史で
知ったんでした。それから、勉強の楽しさ
を知って他の科目もやりはじめたんだよな。
な〜んで、そんなこと今の今まで忘れてたのか?
それに、考えてみれば小学校の時、一番
好きな本がギリシヤ神話だったわけだから。
それで、本日は中国歴史の入門書
十八史略第一巻を購入
しばし、歴史のうねりの中に身を沈める
贅沢を味わってみます。
よ〜し、読むぞぉ〜。