2008年03月23日

デープ・ナレッジの学び方とは? 

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 優れた師匠から、その「技」を掴むためには、単に言葉
による教えを請うだけでは、それを掴むことはできません。
やはり、現実の仕事の場面で、その「技」が実際に発揮さ
れている瞬間を観察し、真似し、体得していく必要があり
ます。

 しかし、このとき、師匠の発揮する「技」そのものに目
を奪われてはなりません。師匠から「技」を学ぶとき、
その「技」の背景にある、その師匠の「個性的能力」をし
っかりと理解する必要があります。

◇「カバン持ち」という仕事の意味

 では、どうすれば、そうした「技」の背景にある師匠の
個性的能力を、全体として理解することができるのでしょ
うか?

 それが第二の心構えです。

 師匠と同じ部屋の「空気」を吸え。

 師匠とは、できるだけ長く、同じ部屋の「空気」を吸う
ことです。言葉を換えれば、師匠とは、できるだけ長く
一緒にいることです。そして、師匠が素晴らしい「技」を
発揮している瞬間だけでなく、仕事をしている時間、さら
には、日常の生活をしている時間さえも、 一緒にいるこ
とです。

 そうした努力によってしか、師匠の持つ様々な個性的
能力を、全体として理解することはできません。

 例えば、日本企業においては、しばしば「カバン持ち」
という言葉が使われます。これは、文字通り、上司のカバ
ンを持って客先に行くビジネスマンのことを表現したもの
ですが、

 「師匠から学ぶ」という視点で見るならば、

 この「カバン持ち」とは、決して卑下すべき仕事では
ありません。

 なぜならば、「カバン持ち」をすることによって、我
々は、その師匠と同じ部屋の空気を長く吸えるからです。
そして、そのことによって、「師匠」という人物の持つ
様々な個性的能力を全体として理解し、師匠の個性の
「全体像」を理解することができるからです。

 では、なぜ、個性の「全体像」が大切なのか?

 「技」の本質は「バランス」だからです。

 例えば、「迫力あるプレゼンテーション」という「技」
が生まれてくるのは、その背景に「声の強さ」や「情熱」
というその人物の個性があるからです。

すなわち、その「技」は、

その人物の「声の強さ」という身体的個性と「情熱」とい
う精神的個性を考えたとき、

 最も「バランス」の良い「技」なのです。

 逆に言えば、

 もし「声が小さい」という身体的個性や 「物静か」とい
う精神的個性を持った人物が プレゼンテーションのスキル
を磨いたときには、

 むしろ「静かだが妙に説得力のあるプレゼンテーション」
とでも形容されるような

 「技」こそが、最も「バランス」の良い「技」になるのです。

 従って、師匠の「技」を学ぶためには、何よりも師匠の個性
の「全体像」を理解しなければなりません。そして、その
「バランスの妙」をこそ、深く理解しなければならないのです。

■ 真似するときの「落とし穴」

 しかし、もし、そのことの大切さを理解せず、師匠の「技」
の切れ味に目を奪われ、 師匠と自分の個性的能力の違いに気
がつかず、その「技」だけを真似しようとすると、必ず陥る
落とし穴が待ち受けています。

それが、あの言葉です。

「猿真似」

 表面的なスキルやテクニックだけは師匠を真似しているが、
そもそも自分の個性的能力を理解していないため、「技」の
本質である「バランス」を掴んでいない姿。

それが、昔から「猿真似」と呼ばれる状態なのです。

 それゆえ、我々が、この「猿真似」に陥ることなく、師匠
から「技」を掴み取りたいならば、決して忘れてはならない
大切な心得があるのです。

それは何か?

己を知る。

その心得です。

自分自身の個性的能力が何であるかを、深く知る。

それが、第三の心得です。

そして、この心得こそが、 師匠から「ディープ・ナレッジ」
を学んでいくための、最も大切な心得に他ならないのです。

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posted by マイケル・J・ウリ坊(ウチヌノ) at 09:43 | 宮崎 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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