現在景気後退局面に入っており、各企業が採用を手控える状況に
あります。しかしながら、日本が人口減少社会に突入していること
疑いようのない事実です。当面雇用調整含みが続くかも知れません
が、近々「人材獲得競争」が再燃するはずです。事実、現状の景気
後退局面下にありながら中小企業においては採用難が続いています。
このような状況下会社を動かす原動力である「人事制度」の重要
性が増しています。
人事制度は、単に給与決定や、企業業績向上といった意味付けだ
けではありません。人事制度がその会社の社内風土を作り上げる。
どんな理念・ビジョンを持った会社にしたいのか、どんな社内風土
が望まれるのか、どんなミッション・価値観を持って仕事をして欲
しいのか、これらを決めて日々の行動に落とす役割りを担うのが
人事制度です。
人事制度の真の狙いは、「人を生かして企業を発展させる」こと
です。人は企業にとってコンピュータや設備に勝る資産です。
この「人」という巨大な資源(未発掘・未開発の残る)を掘り起こ
し、その能力を遺憾なく発揮してもらうことが企業発展にはかかせ
ない。業種や規模に関係なく、企業にとっても社員を育てない企業
はいずれ衰退の一途をたどることになるでしょう。
では、具体的にどんな人事制度が必要か、その導入のプロセスは?
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