モチベーションアップのエバンジェリスト(伝道師)
ウリ坊です。
今日も燃やせハート、やる気フルスロットル!!
どんな女でも、本気になって口説くことを決心した男にはなびかずに
はいられないように、人生というものも、それを根気よく口説く人間に
は、その最上のものを提供せざるを得ないものだ」
(仏作家デュマ「パリの王様」より)
『集客成功マニュアル』
集客という行為を甘くみてはならない。集客は、たくさんあるあな
たの仕事の一部なのではなく、全部だ。
それが本業の集客であろうと、交流会の集客であろうと、PTAの会合
であろうと、引き受けた集客は全うさせるのがプロフェッショナルで
ある。
従って、いかなる種類の集客であっても、集客力は企業力そのもので
あり、あなたという人の実力そのものとも言えるのだ。
とある有名な方の講演が、たった5千円で聞ける機会など二度とな
いだろうという企画だった。
と主催者が意気込んだ講演が大いにこけた。
100人入れる会場に集まったのは20人。
冬の海水浴場のように閑散としていたという。
幹事は、講師の先生にひたすら平身低頭して謝る一方、参加者に対
しては、一転強気になって「先生とこんな近くで接近戦を演じられる、
またとない機会です」と開き直った。
なぜこのような事態に陥ったのだろう。
「申し訳ありませんが、今回は、わずか○○名の
集客しかなく・・・」と集客の失敗を謝られることがある一方。
それとは逆に、毎回立ち見席が出るほどの集客をする幹事もいる。
これは地域性や講師の知名度などが原因なのではなく、単純に幹事
の集客力の差だ。
集客に失敗した幹事にその理由を尋ねると、
・本業が忙しくて集客に手が回らなかった
・ホームページ作りに手間取り、集客開始が遅れた
・開催日をゴールデンウィーク直前にしたのが誤りだった
・先月、風邪で一週間寝込んだのが響いた
・・・などなど、毎回いろんな理由がある。
だが、言い訳をいくら並べても今後の集客力向上につながる訳では
ない。毎回の体験をもとに、少しずつノウハウを貯めていくべきだ。
集客力という能力は、集客成功のために然るべき手を打ち続ける能力
をいう。
今日はその "然るべき手" について、心構えと技術の両面から考えて
みよう。
《幹事にとっての集客力向上、心構え編》
1.集客は余分な仕事ではない。一番大切な仕事と心得るべし。
2.イベントの集客は協力者不在では成功しない。一人で抱え込むの
ではなく、集客の初期段階で協力者との信頼関係を作るべし。
3.集客の状況は、マメに報告・連絡・相談すべし。特に協力者に対
しては逐一報告を入れることや、参加申込みしてくれたお客にも
協力依頼するなど、集客への情熱を周囲に発信させ続けるべし。
4.取らぬ狸の皮算用をしない
あのメルマガの告知で何人、あの人の一声で何人、などの数を合
計してもその通りにならない場合が多い。むしろそうした計算で
妙な安心感をもつと、集客行動が怠慢になることがある。
5.あなたのブランド保持のためにも、少なくとも一週間前には、
「完売!」、「満席御礼!」、「キャンセル待ち」、「次回優先
案内受付」など、実際に満席にして集客を打ち切るべし。いつま
でも「受付中!」にしない。
以上が心構えで、次はテクニカルな面をみてみよう。
《幹事にとっての集客力向上、テクニカル編》
1.集客計画を作るべし
・日割りの集客目標を決め、誤差を毎日チェックする
・イベント開催日の一週間前には集客目標を達成する計画を作る。
イベント前日とか当日に告知しているようでは、ジタバタして
いるように周囲に思わせるだけだ。
2.ゴリヤクを明確にすべし
このイベントに参加すると、
・誰にとって
・どのような
ゴリヤクがあるか
・またなぜそう言えるのか
を紙に書くべし。これを具体的に書くことができれば、おのずと
対象者や協力者にそれを伝えやすくなる。
これが、漠然としていたら相手も理解してくれない。
当然、ホームページやチラシでもそれを明確にする。講演会やセ
ミナーであれば、講師がどのような内容の話をするのか(レジメ)
も可能な限り具体的に書く。
3.始動を早めるべし
・始動が早すぎて失敗することなどない。始動が早ければそれだ
け告知期間が長くなる訳だから集客に有利となる。
特に先々まで予定が入りやすい経営者やビジネスマンがメイン
ターゲットの場合、最低でも二ヶ月前には集客を始めないと先
約が入ってしまう。
・告知が早いだけでなく、実際上の参加申込み受付も早めるべし。
告知だけして、「集客受付はまた後日」では意味がない。告知
したその場でクロージングすべし。
4.露出計画・・・告知手段を多様化する
・幹事のメルマガやブログでの告知
・協力者のメルマガやブログでの告知
・チラシ配布
・有料の広告宣伝(雑誌や新聞掲載)
・無料のパブリシティ(マスコミ、ミニコミ、官公庁)
など、デジタルとアナログを使い分けることと、露出媒体の多様
化で一人でも多くのユニークユーザーに告知する。
5.熱意ある告知
自分自身がそのイベントをどれだけすごいかと思えるかによって決
まる。であるならば、自分以外のメルマガ作者やブロガーに告知協
力をお願いするときには、真剣にその協力者に売り込まねばならない。
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