2008年04月28日

適年(適格退職年金)移行・廃止、退職金制度変更、積立不足

Do it!

モチベーションアップのエバンジェリスト(伝道師)

ウリ坊です。



にほんブログ村 士業ブログへ

人気ブログランキングに参戦、プチっとね♪

banner_01.gif

こちらもプチっと♪
478117.jpg

今回は、積立不足の解消について解説いたします。

 では、この積立不足を解消するのに、どの程度の負担が必要になる

でしょうか?


 まず現時点での積立不足額(過去勤務債務【注】)を数年に分けて

通常の保険料とは別に支払っていかなければなりません。さらに予定

利率を現実的な運用水準に引き下げていかなければなりません。そう

すると毎月の保険料は当然アップします。


 つまり、過去勤務債務を穴埋めする為の保険料と予定利率がさがっ

たことにより増額された毎月の保険料の両方を企業は負担しなければ

ならない
ということです。これはかなりの負担増となります。


 予定利率の引き下げによって、どの程度保険料に影響をみてみましょう。

(あくまで単純な複利計算したもので、実際との多少異なる)



 例えば、40年後に1,500万円の退職金を支払うとすれば、

毎月の積立金は、


利率5.5%複利なら 8,576円

利率3.0%〃    16,157円

利率1.5%〃    22,797円

利率0.75%〃   26,789円



 予定利率を5.5%から0.75%に下げれば、実に約3倍以上

の差がつきます。この差額と過去勤務債務の補填分の合計額を企業

は負担していかなければならないのです。


【注】退職給付水準の改訂等に起因して発生したその改訂前の期間

に関わる退職給付債務や年金資産の期待運用収益と実際に運用成果

との差違等により生じるもの等があります。もう少し、簡単に言う

と、例えばある会社が退職金制度を導入した場合、すでに40歳で

勤続20年経っている社員がいるとするとこの人が20歳から40

歳の期間に今回導入された制度が当初から導入されたとみたときに

積立てられたと考えられる積立金のことをいう。

 → 続きを読む



<<<<<<【随時更新:ウリ坊・ミニ情報】<<<<<<<<<

☆経営レポート(ゲスト版)080号
人材“教育”に悩んだ時は…
3つの関係”視点から見直す!をダウンロード可!


☆見なきゃ損!ホームページにプロモーションビデオ大公開中!!

☆セミナーを見逃したあなたへ

DVD化決定!詳細は近くホームページにて、乞うご期待を!!

初めての面接でも欲しい人材を見抜くことができる採用面接マニュアル

☆好評メルマガ『 適年移行(退職金改革)成功法』毎週月曜日配信中

次回は、5月5日 vol.12 中小企業退職金共済(中退共)の概要を配信

※バックナンバーvol.1〜vol.11も公開中!

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
<<<<
posted by マイケル・J・ウリ坊(ウチヌノ) at 08:15 | 宮崎 | Comment(0) | TrackBack(0) | 適年移行(退職金制度改革)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック