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Do it!
モチベーションアップのエバンジェリスト(伝道師)
ウリ坊です。
□ 善循環の経営方針
経営方針、経営計画の策定にあたっては、前年度の反省に立って、そ
の反省を踏まえ、新年度の方針・計画を立案すべきものである。ところ
がよくあるのは、前年度を棚上げして前年度の良かった点、マイナスの
点、計画の進捗チェックもせずに、新年度プランを作成するという間違
いである。
経営方針は働く人の士気を高めるものだから、厳しい現実に目を伏せ
てプランを発表しても、働く人からバカにされる。謙虚に事実を認め、
前年度の利益の正体をあばき、他力要因、自力要因、予期せざる材料に
も検討を加え、徹底的にマイナス要因を突く。こうした要件を新年度の
プランに織り込むものである。
(1)経営方針をつくる → (5)働く人の士気を高める
↓ ↓
(2)計画を立てる → (6)予算と実績との差異を追究する
↓ ↓
(3)組織をつくる → (7)人物の評価をする
↓ ↓
(4)意見を調整する → (8)人の教育をする
この(1)〜(8)までが善循環してはじめて経営は順調に進むのだ
が、そのスタートが経営方針である。
□ 方針が変われば組織も変わる
次に陥りやすい間違いは、組織とドッキングしていないことだ。組織
は方針・計画を達成するための手段である。世の中がクルクル変化し、
環境に適応する企業のみが生き残るのだから、経営方針を立てれば、方
針達成のための組織は、方針にマッチした新しい組織でなければダメで
ある。組織を細分化して責任体制をつくり、総合化で効率を高めていく。
そこで、経営方針の重点項目を中心において組織をつくる。
そして細分化する組織は、予算、実績の差異が追究できるプロフィッ
ト・コントロールの単位に編成すること、これが組織運営のポイントで
ある。
企業の総合力に欠けているなら、企画室を充実していけばよいし、海
外に力を入れたいなら、外国部の設置となる。いくら方針で美辞麗句を
並べたとしても、具体化する手段として組織に表れてこなければ、誰も
本気にならないだろう。
□ 成果を生ませるためには
次に、間違いだらけの経営方針・計画としては、周知徹底の問題があ
る。方針書が机の引き出しにしまい込まれたり、年頭の発表会に聞きお
くだけでは、成果に結びつかない。そこで、作成にあたって社員を参画
させることが大事。前年度の環境、昨年の経過、特に考慮すべき新しい
要素など、方針・計画作成に必要な情報をトップ、企画スタッフからあ
らかじめ提供しておく。また、方針・計画を熟読消化するために、抱負、
決心、具体的合理化などの論文を書かせる。朝礼とか月例懇談会、毎月
定例会議には、方針・計画を読み返すことも効果がある。
経営方針・計画は、長期計画との結びつきも重要である。中堅企業に
なれば、望遠鏡と顕微鏡とのバランス、現在と3〜5年先とのバランス
が、その企業の命運を支配する。
2年、3年以後を安定させるには、1年目に種まきすることが必要で
あり、たえず企業繁栄の豊かな土壌づくりを無視するわけにはいかない。
計画費用という先行投資は、長期計画をベースにして生きてくる。
組織経営の要点は、経営方針を主軸とする一連の善循環である。

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